オリックス・平野 海外FA移籍先はジャイアンツ、アスレチックスなど候補か
オリックスから海外FAの権利を使って大リーグ移籍を目指す平野佳寿投手(33)がメジャー球団との交渉と施設見学のために米サンフランシスコに到着したことが19日(日本時間20日)、分かった。関係者が明らかにした。
平野の代理人を務めるジョン・ボッグス氏は今月10日、ウインターミーティングの会場でメジャー8球団が興味を持っていると明かしていたが、関係者は「すでに5球団以下に絞り込んでいる」と、今回の渡米が最終決断のためであることを示唆した。
平野に興味を持っている球団として米メディアはタイガースを挙げているが、タ軍のアビラGMは「チームは再建途中のため、来季は若い投手の起用を考えている」と獲得には消極的。今回、平野がサンフランシスコに到着したことで同地を拠点とするジャイアンツ、またサンフランシスコに隣接するオークランドに本拠地があるアスレチックスが移籍先となる可能性が出てきた。
すでに2年契約のオファーがあったことも分かっている右腕。大リーガー「HIRANO」の誕生が秒読み段階に入った。