ロッテ佐々木が退寮 生まれて初めてのひとり暮らしに「魚を焼いてみたい」

 ロッテ・佐々木千隼投手(23)が20日、12月に入って退寮していたことを明かした。1人暮らしだが、食生活の充実とともに来季の飛躍を誓った。

 この日、佐々木は千葉市立・誉田小学校を訪問し、「マリーンズ算数ドリル」(平成29年度冬号)の贈呈セレモニーに臨んだ。

 「(贈呈の)授与式をするのは初めて」という佐々木だが、児童たちから熱い感激と応援を受けて、「想像以上でした。うれしかった」と振り返った。

 プロ初のオフ。私生活で大きな変化があった。つい最近、「ロッテ浦和寮」を出て、生まれて初めての1人暮らしを始めた。

 「家具がほしいですね。やっとカーテンが来ました」と話し、「自炊もしていますよ」

 朝食はご飯に納豆、卵、そしてみそ汁が定番のようで、「外食が多くなりますが、魚を焼いてみたい。さんまですね。野菜もたくさん取って」と栄養面を忘れていない。

 今季は15試合に登板して4勝(1完投)7敗に終わった。来季の飛躍のために、「納得できるボールを投げたい。それで打たれたら反省すればいい。納得できないボールを打たれて、なあなあにしてはいけない」と自分に言い聞かせている。

 このオフはウエートやランニングの量を増やし、ベンチプレスにも挑戦中だ。今後も母校・桜美林大学や浦和球場で汗を流す予定でいる。

 「来年はチームの優勝に向けて頑張っていきたい」。佐々木が18年の活躍を誓った。

 なお、マリーンズ算数ドリルは「NPO法人ちば算数・数学を楽しむ会」の製作協力のもとロッテが製作した野球やロッテの問題が満載の自習用教材ドリル。小学校1年生から6年生まで各学年で6種類、それぞれ4ページで問題が構成されている。

 千葉市内の全児童約50000人に配られ、冬休みの自習用教材となっている。この試みは11年の夏休みから始まり冬休み、春休みと同様の規模で配布されており、今回で20回目となる。

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