トヨタ5度目の優勝 河合先制V打、4投手リレー

 「社会人野球・日本選手権・決勝、トヨタ自動車3-1日本生命」(12日、京セラドーム大阪)

 決勝が行われ、トヨタ自動車(愛知)が3-1で日本生命(大阪)を破り、3大会ぶり5度目の優勝を果たした。トヨタ自動車は六回に河合の二塁打で2点を先制。九回にも1点を加え、4投手のリレーで反撃を1点に抑えた。

 若手とベテランが一体となったトヨタ自動車が3大会ぶりに王座を奪還した。桑原監督は「ほっとしている。都市対抗で悔しい思いをして、優勝しようと思っていた」と表情を緩めた。

 六回2死一、二塁で、河合が食らいついた。左腕の高橋拓の143キロを捉えると、先制の2点二塁打。「何とかしたい。それだけだった。振り遅れないようにした」。1年間取り組んできた左投手対策を実らせた。

 4投手が粘り強く投げ、反撃を1点にとどめた。最高殊勲選手に輝いた多木やロッテから2位指名を受けた藤岡らの打線に、富山や諏訪ら若い投手も台頭。層の厚さと高い総合力を見せつけた。主将の佐竹は「若手が伸びてきた。強いと思われるチームにしたい」と来年の都市対抗での頂点に視線を向けた。

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