ロッテの涌井秀章投手(31)が8日、海外FA権を行使して米大リーグ移籍を目指すことを表明した。「新たな可能性を探してみたいという結論に至った」と球団を通じて決断理由を語った。
関係者によると、WBCなどの国際大会を経験し、大リーグへの思いを強くしていったという。今季終了後には、モデルで夫人の押切もえ(37)と渡米して一緒にワールドシリーズを観戦し「いろいろな思いが湧き上がってきた」とコメントしている。
ロッテの林信平球団本部長は話し合いの中で再契約の条件提示を行った。ただ、涌井の意思は固く「メジャーを狙いたいという意向。尊重せざるを得ない」と語った。