ありがとう嵐!伝説は永遠に 櫻井翔「僕たちが嵐でした。いや僕たちが嵐です」全33曲披露 全15公演で約49万人動員
嵐が31日、東京ドームでラストツアー「We are ARASHI」の最終公演を行い、この日をもって活動を終了した。同ツアーは全15公演で約49万人を動員。この日のラストライブは全33曲を届け、櫻井翔(44)は涙ながらに「僕たちが嵐でした。いや、僕たちが嵐です!」と万感のあいさつ。国民的アイドルグループが1999年のデビューから26年半の感謝を伝えきり、有終の美を飾った。
ついに最後の時を迎えた。松本潤(42)は「ファンのみんなマジで楽しかったです。これに尽きます。ありがとう」と感謝し、二宮和也(42)は「最高だったぜ!」と万感の思いに浸った。
開演前からファンの「嵐」コールが響いた東京ドーム。活動休止した2020年12月31日の表示から時間が動き出す演出で始まった。メインステージの上方から登場すると、松本が「東京、嵐が帰ってきたぞ!楽しんでいこうぜ」と絶叫した。
演出は松本を中心に5人で、セットリストは全員で考案。「Løve Rainbow」「Troublemaker」「Believe」などアップテンポな楽曲から盛り上げた。
相葉雅紀(43)は「配信の向こうも盛り上がってんの?」と現地に来られなかった視聴者も思いやり、「幸せだね」と実感。今ツアーで活動休止から本格復帰した大野智(45)は「どうもみんな。生きていたよ。みんな覚えてる?」と元気な姿を見せた。
1999年11月3日のシングル「A・RA・SHI」でデビューから27年。「5人じゃなければ嵐じゃない」というメンバーの共通認識の下、欠けることはなく進んできた。「何事にも縛られず、自由な生活をしたい」という暮らしを望んだ大野の気持ちも受け入れた上で20年12月31日から一度は活動休止した。
この年はコロナ禍によりほとんどの予定されていたイベントは中止や無観客ライブとなった。当時に伝えきれなかった感謝を届けるためにも、今回のツアーをもって活動を終えることを宣言し、約6年ぶりに5人で再始動していた。
「Yes?No?」では05年に披露した演出を再現。暗闇の中でキレイに光るリボンのような「ポイ」と呼ばれるものを使い、ファンにとっても思い出の場面を作り上げた。歴史も感じさせつつ、新しい楽曲ではコロナ禍の20年リリースの「カイト」や今年の新曲「Five」などを今ツアーで初披露した。
汗だくになりながら誰もが知る名曲「A・RA・SHI」や「Love so sweet」なども含め全33曲を歌い上げた。終盤のあいさつで大野は「今日で僕らの活動は終わりますがみんなで作り上げた嵐はこれからも生き続けます」と涙。相葉も「嵐は僕の人生の全て。そんな人生をかけた嵐を支えてくれて、応援をしてくれてありがとうございました」と声を詰まらせながら語った。
最後は櫻井が「松本潤、二宮和也、相葉雅紀、大野智、櫻井翔」とメンバー一人一人の名前を呼び上げ、「僕たちが嵐でした。いや僕たちが嵐です」と宣言。幅広い世代に愛された「国民的グループ」が万感の思いで幕を下ろした。
▼「Five」に歌詞追加
本編最後の曲「Five」では最後に歌詞が追加された。松本が「忘れないでいよう いつの日も」、櫻井が「見上げればきっと」、二宮が「そこにあるんだ」、大野が「星座が一つ」、相葉が「想いが一つ」と順にソロで歌い、最後に全員で「忘れないでいよう」と歌って締めくくった。SNS上では「涙腺だめになった」「ズルすぎる」と感動の声が広がった。
◇櫻井翔(さくらい・しょう)1982年1月25日生まれ。東京都出身。95年10月入所。2003年に「よい子の味方 ~新米保育士物語~」で連ドラ初主演。主な出演作はドラマ「占拠」シリーズ、「謎解きはディナーのあとで」「特上カバチ!!」や映画「神様のカルテ」「ヤッターマン」など。18、19年にNHK紅白歌合戦の白組司会を2年連続で担当。慶大経済学部卒の学歴を生かし、ニュース番組「NEWS ZERO」のキャスターとしても活躍。日本テレビ系のオリンピック特番では、2008年の北京から10大会連続でキャスターを務めている。嵐では「サクラ咲ケ」「P・A・R・A・D・O・X」などで自らラップ詞(リリック)を手がけ、サクラップの愛称で知られる。
◇二宮和也(にのみや・かずなり)1983年6月17日生まれ、東京都出身。96年6月に事務所入所。俳優としての活躍も目立ち、07年にTBS系ドラマ「山田太郎ものがたり」、08年に「流星の絆」、10年にフジテレビ系「フリーター、家を買う。」22年TBS系「マイファミリー」などで主演した。映画では06年、ハリウッドの「硫黄島からの手紙」に出演。11年に「GANTZ」、13年に「プラチナデータ」などで主演。16年、映画「母と暮せば」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。19年に結婚を発表。21年に第1子、22年に第2子誕生。22年度の第65回ブルーリボン賞主演男優賞を「TANG タング」「ラーゲリより愛を込めて」で受賞。23年に事務所退所。
◇大野智(おおの・さとし)1980年11月26日生まれ。東京都出身。94年10月入所。グループリーダー。2008年の「魔王」で連ドラ初主演。主な出演作はドラマ「怪物くん」「鍵のかかった部屋」「死神くん」や映画「忍びの国」など。「24時間テレビ」でチャリティーTシャツのデザインを4回担当。芸術家の奈良美智氏や草間彌生氏とコラボするなど、アート分野で才能を発揮してきた。2冊のアート写真集を発売し、3回の個展を開催。極細ペンを用いた細密画や独特なデザインのヘッドフィギュアなどを制作。58枚目のシングル「カイト」のジャケット絵も手がけた。ダンスに定評があり、42枚目のシングル「Bittersweet」などで振り付けを担当している。
◇相葉雅紀(あいば・まさき)1982年12月24日生まれ、千葉県出身。96年8月に事務所入所。97年に日本テレビ系ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」、98年にNHK「少年たち」、15年にフジテレビ系「ようこそ、わが家へ」、09年テレビ朝日系「マイガール」、01年にフジテレビ系「ムコ殿」などに出演。テレビ朝日系「相葉マナブ」など、バラエティーやスポーツ番組などでも幅広く活躍。トーク技術には定評があり、2016年のNHK紅白歌合戦では、単独で司会を務めた。ファッションにも造詣が深く、13年には「ベストジーニスト賞」で3連覇し殿堂入り。21年9月、ファンクラブサイトで結婚を発表。22年10月には事務所を通じ、第1子男児が誕生したことを明らかにした。血液型AB。
