オリックス投手陣に内角攻めのススメ 高山投手コーチ「あと緩急を」
「オリックス秋季キャンプ」(2日、高知)
オリックスの高山郁夫新投手コーチ(55)が2日、投手陣に内角攻め&緩急のススメを説いた。
今季のチーム防御率はリーグ5位の3・83と低迷。その原因の一つに制球力のなさがあった。四球数こそ433でリーグ3位だったが、勝負所で痛打を浴びるシーンが多く見られた。高山コーチは「外角中心の攻めになっていた。打者に内角はないと判断されたために踏み込まれて打たれた」と話す。外角低めギリギリを狙うあまりカウントを悪くして痛打される悪循環に陥っていたと分析した。
「内角を攻めさせたい。内角があると思えば真ん中にいっても踏み込みが甘くなって打ち損じることもある。あと緩急を使って打者を前に出させることも必要」と説明。勇気を持って攻める必要性をチームに浸透させる。