「セＣＳファイナルＳ・第５戦、広島３－９ＤｅＮＡ」（２４日、マツダスタジアム）

　ＤｅＮＡが第２戦から４連勝し、２敗（広島のシーズン優勝アドバンテージを含む）で、セ・リーグでクライマックスシリーズが始まった０７年以来、初めて３位チームとして日本シリーズ進出を決めた。２度目の日本一に輝いた横浜ベイスターズ時代の１９９８年以来、１９年ぶり３回目。的確なさい配でチームをけん引したラミレス監督は「広島東洋カープのファンの皆さまにも感謝申し上げたい。素晴らしいファンの皆さまでありがとうございます」とライバルのファンをたたえた。以下、優勝監督インタビューの一問一答要旨。

－球団初めてＣＳを突破した。

　「最初に神様に感謝したいと思います。神様が栄光へと導いてくれました。横浜ＤｅＮＡベイスターズのファン全員に感謝したいと思います。球団のすべての人にも感謝したいと思います。横浜に今、ＤｅＮＡファンがいっぱい待っていると思いますけど、本当にサポートしてくれました。そして、ここにいる広島東洋カープのファンの皆さまにも感謝申し上げたい。素晴らしいファンの皆さまで本当にありがとうございます」

　－初戦を落としてから４連勝した。

　「本当にどの試合も簡単に勝てた試合はなくて。すべての試合が接戦でエキサイティングな試合ばかりでしたけど、横浜ＤｅＮＡベイスターズを代表して行くわけではなく、セ・リーグを代表して日本シリーズへ行って、日本一になるために努力を尽くしたいと思います」

　－ファイナルステージのターニングポイントは。

　「トータル的にこのシリーズを見てみると、ピッチャーの頑張りが勝利を呼び込んだと思います。ピッチャーが頑張ったことによって打者が奮起して打って、点を取った」

　－監督のさい配も当たったのでは。

　「僕はただ、決断しただけです。やったのは選手なので、選手が頑張ったということだと思います」

　－セ・リーグ史上初、３位から日本シリーズ進出を果たした。

　「いつも僕は選手全員に言っているんですが、どのようにシーズンを始めるかではなく、どのようにシーズンを終えるかと言っている。選手はそれを諦めずにやってくれたと思います」

　－日本シリーズ、相手はソフトバンクになる。

　「とにかくベストを尽くして勝ちたい。セ・リーグを代表して行くので、ベストを尽くして、一日一日しっかり戦って勝ちたいと思います」

　－全国のファンへ。

　「本当に感謝申し上げたい。テレビなどで見てくれた、すべてのファンの皆さまにも感謝を申し上げたい。ベストを尽くして日本シリーズで必ず勝ちたいと思います」