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西武、燃え尽きた!6月急逝の森コーチとの“約束の地”行けず…

 4回、交代を告げられうつむく野上(撮影・棚橋慶太)
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 「パCSファーストS・第3戦、西武2-5楽天」(16日、メットライフドーム)

 見えていたはずの福岡への道が閉ざされた。本拠地での終戦。現在のCSが始まった07年以降、初戦で勝ったチームがファイナルSに進めなかったのは初めてだ。西武・辻監督は「残念です。途中からこっちの流れでいけると思ったが…」と気丈に振り返った。

 気温11度の寒さの中、自慢の強力打線は凍り付いた。何度も好機をつくりながら、あと1本が出ず2得点。相手エース則本を打ち崩して計10得点で快勝した初戦から一転、2日続けて沈黙した。「勝ち負けは仕方ない。運不運もある」。懸命に悔しさを押し殺した。

 福岡はナインにとって向かうべき「約束の地」だった。6月28日。森慎二1軍投手コーチ(当時)が、福岡市内の病院で42歳の若さで急逝した。異変を訴えたのは、25日のヤフオクドームでの試合前だった。辻監督は「あの後からヤフオクのコーチ室に入ると、必ず慎二のことを思い出した…。もう一度あそこに行けたら、いっそう慎二を思って戦える」と思いをはせていた。

 試合前と勝利の後、ベンチに飾られた森コーチの背番号89のユニホームに触れるのが指揮官の習慣。「コーチとは勝ったら必ず握手するから」。だが福岡行きを祝う“儀式”はできなかった。

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