巨人・由伸監督“村田魂”継承求める 「今の選手は執着心見習うべき」
巨人・高橋由伸監督(42)が14日、若返りを図る球団の意向で自由契約となった村田について初めて言及した。川崎市のジャイアンツ球場での秋季練習後、「頑張ってくれてたのは事実」とねぎらいつつ「ポジションに対する執着心は、今の選手たちはよく見習うべき点」とナインへ村田魂継承を求めた。
12年のFA入団からチームに貢献し続けた村田。指揮官も選手として3連覇の喜びを分かち合うなど6年間をともにし「寂しさも感じる。ただ、チームのこれからを見据えてこういう形になった」と話す。
村田は今季開幕先発こそ逃したが、118試合に出場して打率・262、14本塁打をマーク。昨季も岡本の台頭などで春季キャンプからレギュラー白紙の状態だったが、全試合先発出場。その姿に「とにかく試合に出て結果を残してなんぼだというのが今の選手たちにも必要」と説いた。
グアム自主トレもともにする坂本勇は「違うチームになっても意識し合える関係でいたい」と力を込めた。