西武が王手!菊池雄星が完封、対楽天今年9戦全勝 打線も爆発10得点

お立ち台でガッツポーズする西武・菊池雄星(左)と西武・浅村栄斗=メットライフドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「パCSファーストS・第1戦、西武10-0楽天」(14日、メットライフドーム)

 西武が先発・菊池雄星投手の完封、打線も2桁10得点と爆発し先勝。ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 菊池は初回、先頭の茂木に安打を許したが、犠打の後、ペゲーロとウィーラーから連続三振。二回も先頭の銀次を安打で出塁させたが、島内のバントを炭谷の好守備で併殺とするなど、ピンチの芽を摘み勢いに乗った。

 菊池は九回まで投げ抜き、9奪三振、散発5安打の完封勝利を果たした。楽天に対してはレギュラーシーズンから通算して、今季9戦全勝となった。

 ヒーローインタビューでは「絶対に先にマウンドを降りたくないという気持ちで投げました」と、楽天の先発・則本に対してのライバル心を胸に投げ抜いたと吐露。「満員の西武ドーム(メットライフドーム)で完封できて最高です」とファンを沸かせた。

 打線は初回に浅村が先制2ランを放つと、三回に打者一巡、5得点の猛攻。六回には「7番・三塁」の中村がダメ押し3ランを放った。

 パ・リーグのプレーオフ・ファーストステージでは、04年から16年までの13回で先勝したチームが12回、ファイナルステージに進出している。データの上では勝率は92・3%。逆転で勝ち上がったのは06年のソフトバンク(西武が敗退)。

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