ドラフト候補の国学院大・山崎が史上24人目の通算100安打

 「東都大学野球、国学院大1-0東洋大」(11日、神宮球場)

 ドラフト候補の国学院大・山崎剛内野手(4年・日章学園)が、リーグ史上24人目となる通算100安打を達成した。

 「1番・二塁」で先発出場。初回無死の第1打席、初球をファウルした後の2球目を捉える中前打を放った。ソロアーチで王手をかけた前日の1回戦後、チームメートに「センター前」と宣言。有言実行で大台に到達してみせた。

 山崎は右投げ左打ちで俊足巧打が持ち味。1年春にリーグ戦デビューを果たし、2年春には首位打者を獲得。ベストナインも2度受賞している。

 国学院大の選手では初の100安打。「光栄です。初球から振っていくことがモットー。(レギュラーになった)2年生から、初球から振り続けた結果がつながったんだと思う」と喜んだ。

 鳥山泰孝監督は「1年春から彼の可能性は感じていたが、期待以上ですね。ここまでやるとは思わなかった」と感慨深げ。「チームの歴史を積み重ねていく中で、いい働きをしてくれた」とたたえた。

 入学時には「100安打、首位打者、ベストナイン」を目標に掲げていたという山崎。「あとは優勝ですね」と残る大目標に目を向けた。

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