亜大・高橋遥、149キロ!11球団視察の前で能力の高さ見せつけた

 「東都大学野球、亜大5-3中大」(10日、神宮球場)

 亜大が逆転勝ち。六回途中から救援したドラフト上位候補の最速151キロ左腕・高橋遥人投手(4年・常葉学園橘)が今季2勝目を挙げた。中大のドラフト上位候補右腕・鍬原拓也投手(4年・北陸)は七回途中2失点で今季3敗目。

 鮮烈な1イニングだった。5人態勢の阪神など11球団のスカウト陣の前で、高橋遥がポテンシャルの高さを改めて証明したのは七回だ。最速149キロを計測した直球で連続三振を奪うなど、わずか10球で三者凡退。「後ろに体重が残せて、縦にしっかり腕が振れた」と振り返った。

 八回に四球と連打で失点して降板したが、プロ側は高評価。日本ハム・大渕スカウト部長が「常時140キロ台中盤。直球がすばらしい。数少ない左の上位候補」と話せば、巨人・井上チーフスカウトも「左であれぐらいの直球が投げられれば、1軍で使える」と認めた。

 1回2/3を3安打2失点の結果に「4年生として情けない」と猛省した高橋遥。波をなくせば、評価はさらに高まる。

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