楽天が痛恨の逆転負け 守護神・松井裕が痛打浴びる 2位・西武と3差へ広がる
「楽天2-5ロッテ」(1日、Koboパーク宮城)
2位浮上を狙う楽天が手痛い逆転負けを喫した。
守護神・松井裕樹投手(21)が、1点リードの九回から登板。先頭の清田に二塁打を打たれ、なおも2死二塁から田村、高浜に連続四球で満塁。大嶺翔に走者一掃の適時二塁打を浴びて逆転を許した。
今季33セーブの松井裕は自己最多の34セーブ到達目前だったが、大嶺に痛恨の一打を許し、マウンドを降りた。
楽天は一回、2死一、三塁から銀次が右前へ適時打を放ち、1点を先制。1-1の同点で迎えた七回は1死三塁から、藤田の右犠飛で勝ち越した。
投げては、先発の辛島が6回1失点と好投。その後はハーマン、福山と無失点でつないだが、頼みの松井裕がロッテ打線につかまった。
この日は2位・西武が勝ったため、ゲーム差は3に広がった。