巨人中井決めた!12球団初1万号 由伸監督「もう少し名前がある人が…」
「巨人3-0ヤクルト」(26日、東京ドーム)
伏兵・中井大介内野手(27)がメモリアル弾をたたき込んだ。1-0の四回1死から左中間席へ放った5号ソロは12球団初となる球団通算1万号。球団史に名を刻み「僕でよかったのかなというのはあるんですけど、うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。
17日以来のスタメン。試合前、井端内野守備走塁コーチから「チャンスあるな」と言われていたという。“期待”に応えた一発はプロ通算10号。高橋監督は「紙面上は、もう少し名前がある人が打った方がよかったんじゃないの」と冗談めかしつつ「いい当たりだった」と目を細めた。
今季が10年目。昨季は打率・196に終わり、背番号を2013年以来の「61」に戻し、背水の決意で臨んだシーズン。「いい場面で打てたことが、それ(1万号)以上にうれしかった」。27歳の弾んだ言葉に、実感が込められていた。





