CS崖っぷちの巨人、3連打で先制 中井適時打で先発のエース菅野を援護
「巨人-ヤクルト」(26日、東京ドーム)
CS進出の可能性をつなぐために負けられない4位・巨人が3連打で幸先良く先制点を奪った。
0-0の二回、村田と長野の連打で無死一、三塁の好機をつかむと、中井が1ボールから左腕・岩橋が投じた136キロをライナーで中前にはじき返して1点を先制。その後は小林の犠打で1死二、三塁とチャンスを広げたが、菅野は遊ゴロで三走が本塁憤死。それでも陽岱鋼が四球でつないで2死満塁と好機は続くも、マギーは見逃し三振に倒れて追加点を奪えなかった。
大量援護とはいかなかったが、絶対的エース菅野が先発する試合で序盤に主導権を握ることには成功。11年連続のCS進出に向けて負けは許されない状況で、7番・左翼でスタメン出場の27歳が首脳陣の期待にしっかり応えた。