ソフトバンク・千賀CS前再調整も 今季ワーストタイ7失点…残る不安

 「ソフトバンク2-10楽天」(25日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・千賀の変調が気掛かりだ。6回8安打、今季自身ワーストタイの7失点で降板だ。「前回も前々回も良くない。僕には、バッターと戦っているようには見えなかった」と工藤監督。千賀自身も「立ち上がりからボールが高く、どうにか修正しようと思いましたが、最後までできなかった」とうなだれた。

 初回、2四球でピンチを招き、銀次に先制の2点二塁打を浴びた。二回と六回の失点も四球絡み。三回には、ウィーラーに2ボールから甘く入ったスライダーを左翼ホームランテラスに運ばれた。

 工藤監督は「このままであと1試合投げさせた方がいいのか、悪いのか」と、CSに向け、千賀に再調整を指示する可能性も示唆。優勝決定後、2勝5敗。日本一奪回へ試練がまた一つ増えそうだ。

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