ロッテ関谷「負けられない」 後輩の勝利に刺激 2勝目狙う
ロッテの2年目、関谷亮太投手(26)が今季2勝目を狙って23日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)に先発する。
「負けられない」。関谷が語気を強めた。
現在6試合に先発して1勝4敗。昨季は新人として5勝(6敗)を挙げたが、今季は開幕から出遅れて白星が増えていない。
20日の西武戦でドラフト2位の酒居が2度目の完投勝利をマークすれば、翌21日にはこれに刺激を受けたドラフト1位の佐々木が4勝目をゲットした。
23歳の佐々木と24歳の酒居。関谷も先輩として年下の後輩たちに負けられない立場にある。
この日はZOZOマリンで涌井、二木らとともに軽い調整。14日の日本ハム戦以来となる先発のマウンドに備えた。
「(前の先発から)ブルペンには2回入った。ストライクとボールを投げ分けました。メリハリをつけるためです」
残り試合は10。「来年につながるように課題を持って投げたい。(課題は)1つではない。全部です。1球、1球しっかりと」
刺激が刺激を呼んで、競争意識の輪が投手陣に広がっている。