巨人今季13度目零敗…由伸監督「何とかしなくちゃ」
「中日2-0巨人」(18日、ナゴヤドーム)
新人左腕にいいようにやられた。巨人はAクラス確保へのラストスパートをかけるはずが、笠原-田島のリレーの前に三塁も踏めず、今季13度目の零封負け。わずか2安打に封じ込まれ、高橋由伸監督(42)は「対応できなかったのは事実」と首をかしげた。
得点圏に走者が進んだのは三回と五回の2度のみ。先発では初対戦となる笠原に、プロ初勝利を献上した。「中継ぎでしか見ていないので、イメージと言われても難しい」と指揮官。打開策を見いだせぬまま、敗れた。
今月喫した5敗はすべて零封負けと、打線の勢いは陰っている。残りは11試合。指揮官が「何とかしなくちゃいけない」と話せば、村田ヘッドコーチは「疲れているのは分かっている。その中での勝負だから、バッター陣が頑張らないと」と最後の奮起を促した。