「楽天４－３ロッテ」（１８日、Ｋｏｂｏパーク宮城）

　楽天が逆転サヨナラ勝ちで２連勝。０－３の九回、藤田、アマダー、ペゲーロの適時打で追いつき、銀次の押し出し死球でサヨナラ勝ちした。

　先発・則本が９回８安打３失点で完投で１３勝目（６敗）。「最高です。立ち上がりから失点してどうなるかと思ったが、なんとか踏ん張って最後まで投げようと思った。八回終わったところで与田（コーチ）さんが『代わろう』と言ったが『嫌だ』と言いました。（１３９球の熱投が報われ）九回の逆転劇はすごかった。自分が投げた試合でサヨナラ勝ちはなかったので、今日こそは思って見ていた。最後は銀さんが体を張って点数を持ってきてくれた」などと語った。

　ロッテは２連敗。先発・石川が８回０／３、６安打４失点で１１敗目（３勝）。今季初完封を目前に逆転された。打線は初回に荻野の左線適時二塁打と鈴木の右前適時打で２点を先制。四回は田村の左中間適時二塁打で１点を追加したが逆転された。