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清宮、人生初屈辱 3番・安田歩かされ2度勝負された

 3回、犠飛を放つ清宮
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 「U-18W杯・1次リーグB組、日本7-2キューバ」(3日、サンダーベイ)

 日本はキューバを破り、2勝1敗とした。4番の清宮幸太郎内野手(3年)は、勝ち越しを含む2本の右犠飛を放ったものの、2試合連続の無安打。敬遠策で勝負される屈辱を2度味わい、苦しむ姿もみせた。日本は4日(日本時間5日未明)にオランダと、5日(同5日夜)に南アフリカと対戦する。

 日本ではあり得ない光景だった。捕手が立ち上がり、目の前の打者が歩かされる。「ないっすけど、しょうがない。悔しかったけど、全然打っていないので」。野球人生初と振り返る屈辱。それを2度も味わった自身へのいら立ちを、清宮は懸命に抑えた。

 最初に3番・安田が敬遠されたのは、同点の三回無死二、三塁から。次は4点リードの八回2死二、三塁からだった。三回は初回に続く右犠飛で勝ち越し点をたたき出したが、八回は引っかけ、一ゴロに打ち取られた。

 他の2打席も投ゴロと空振り三振。価値ある勝利の余韻にも浸れなかった。試合後は浮かない表情で「全然ダメです。う~ん、調子が悪い時の自分が全部出ている。体が開きまくって、もう訳わかんなくなってます」と自嘲気味に言った。

 最速150キロ台の3投手に封じられた米国戦から一夜。日本ハム・岩舘スカウトは「昨日速いボールを見て、今日は遅いボール。感覚のズレがあるだけで、打者にはよくあること。練習は悪くなかった」と話した。まだ深みにはまる前なら、一つの快音でガラッと変わることもできる。

 宿敵米国に完敗し、朝のミーティングでは気持ちを強く持つことを再確認。上位と下位が小技と足でかき回し、チームとしては立ち直った。待たれるのは主砲の復活。「連戦が続くので切り替えが大事。次、次とやっていきたい」。もがき苦しみ、きっかけをつかんだ先に、最強の若き侍が完成する。

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