ロッテ・関谷 5回11安打6失点「申し訳ありません」と肩落とす

 「ロッテ-オリックス」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ先発の関谷が今季2勝目を狙ってマウンドに上がったが、思いもよらぬ結果となった。

 5回を被安打11で6失点。「申し訳ありません…」と話すと、「その言葉しか出てこないです。すいません」と肩を落とし、声を絞り出した。

 一回、いきなり先頭のマレーロに二塁打を浴びて、さらに味方の失策も絡んで一、三塁とした。

 このピンチに吉田正、ロメロ、小谷野を空振りの3者連続三振。二回に入ると先頭のT-岡田を空振り三振。4者連続三振だ。

 これで乗るかと思われたが、二回に中島以下に5連続長短打を浴びて2点の先制を許した。

 三回には先頭のロメロへの四球から小谷野以下の3連打と2個の押し出し四球などで4点を失った。

 これで試合の試合の行方は決まった。

 前回、初勝利を挙げた24日の楽天戦。一回の無死一、三塁、そして二回の2死満塁を乗り切ったが、この夜はそういかなかった。

 伊東監督は「前回はよかった。序盤のピンチを切り抜けてテンポよく投げた」と評価する一方で、「ストライクを取り過ぎるところがある。テンポよく、低めに投げてほしい」と不安を交えて話していた。

 関谷、夏場には一回から帽子の庇から汗がしたたり落ちるほど汗をかく。この夜のZOZOマリンの気温は20度前後だった。

 快適な環境で、被安打「11」ながら、奪三振は「8」だったのだが…。球数は「119」だった。

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