オリックスがシーソーゲーム制す 平野が史上13人目の通算150セーブ
「西武9-10オリックス」(27日、メットライフドーム)
オリックスが二転三転のシーソーゲームを制して、2連勝でこの3連戦勝ち越した。
先制したのは西武。初回に山川の11号ソロなどで3点を奪う。
オリックスは直後の二回、小島の適時打などで3点を挙げて同点に追いついた。
しかし、西武はその裏、秋山の2点適時打で勝ち越し。三回にも岡田の適時打で1点を加えた。
3点ビハインドのオリックスは六回、西野の適時打で2点差とすると、さらに吉田正が右越えに9号3ランを放ち、逆転に成功した。
1点を追う西武は七回2死から3四死球で満塁とすると金子侑の2点二塁打で再逆転。
ところがオリックスは八回、西野の二塁打を大城犠打などで一、三塁の好機をつくると、代打・小谷野が左越えに6号3ランを放ち再び逆転した。
2点を追うことになった西武は九回、山川が12号ソロを放って、1点差に迫ったがそこまで。
九回を締めた平野が通算150セーブを挙げた。史上13人目の記録に平野は「あまり意識はしていなかったが、これからも勝ちゲームを落とさないようにするだけです。クローザーは勝たなければいけないポジションなので、そこで使ってもらえてるのでありがたいと思っている」と振り返っていた。