侍U18の清宮幸太郎が108号弾 木製バットで最多本塁打記録更新「良く飛んでいた」
清宮が、侍装束に身を包んでの初本塁打で新記録を飾った。
9月にカナダで開催される「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する日本代表が25日、千葉県内の千葉工大グラウンドで千葉工大と練習試合。「4番・一塁」で先発出場した早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、3点リードの五回無死一塁のカウント1-0からの相手左腕が投じたスライダーを捉え、右翼場外へと消える豪快な2ランを放った。
「スライダーを待っていたので、うまく対応できた。(108号は)いろんな人に言われていたので、プレッシャーになる前に打てて良かった」とし、節目となった一発の弾道にも「よく飛んでいたので、自分らしかったんじゃないですか」と話していた。
この一発が、高校通算108号の本塁打となり、神港学園・山本大貴が持つとされる史上最多本塁打の数字を更新した。初回の第1打席は見逃し三振、三回の第2打席は右前打を放っていた。五回の本塁打の後に打者一巡で回ってきた打席は一直。七回は右飛に終わり、この日は5打数2安打2打点だった。