智弁和歌山・中谷仁コーチ「看板復活のためいい経験になった」

 「全国高校野球選手権・2回戦、大阪桐蔭2-1智弁和歌山」(17日、甲子園球場)

 2000年以来3度目の夏制覇を目指した智弁和歌山は春の覇者、大阪桐蔭に惜敗。3回戦進出はならなかった。

 今春からOBで元阪神の中谷仁氏(38)がコーチに就任。バッテリーからチームの底上げを目指した。七回にバッテリーミスで勝ち越された展開に中谷コーチは「暴投があそこで出てしまうところが気持ちの弱さ、球際の弱さ。配球は最高だった」と振り返った。

 ただ、初戦で6年ぶりに甲子園で勝利を挙げるなど、チームは着実に歩みを進めた。1、2年生に投打の中心が残っており「この経験が秋に生きる。看板復活のため、いい経験になった」。ロースコアでの守り合いになった展開は、これまでの強打のイメージも覆した。

 「勝ちたかったなあ」。1997年に自身が経験した夏の頂点。その景色を教え子にも見せるため「これで終わりじゃない」と挑戦を続ける。

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