中京大中京58年ぶり聖地初戦敗退 4番・鵜飼「出せる力は全部出せた」

 「全国高校野球選手権・1回戦、広陵10-6中京大中京」(11日、甲子園球場)

 広陵(広島)が今秋ドラフト上位候補・中村奨成捕手(3年)の2本塁打などで中京大中京(愛知)に10-6と逆転勝ちを収め、夏の大会30勝目を挙げた。中京大中京の初戦敗退は1959年以来、58年ぶり。

 九回の反撃も、届かなかった。中京大中京、不動の4番・鵜飼航丞内野手(3年)は「出せる力は全部出せた」という充実感と、「僕がもっといい選手なら、勝てていた」という悔いの両方を、涙で語った。

 6月10日に左太ももを故障、その影響で愛知県大会は打率.190と苦しんだ。「みんなに連れてきてもらった甲子園で、恩返ししたい」と意気込み、終盤には2安打と気を吐いたが、好機での凡退も。高校通算56本塁打、プロ注目のスラッガーは「(大学で)もっとレベルを上げてプロを目指したい」と次の目標へ、前を向いた。

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