巨人が逆転勝ちで阪神との3連戦を勝ち越し

 阪神に勝利し、お立ち台でポーズをとる巨人・寺内=東京ドーム
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 「巨人5-2阪神」(10日、東京ドーム) 巨人は2-2の同点で迎えた八回、途中出場の寺内が決勝打を放ち、このカード2勝1敗と勝ち越した。

 この回からマウンドに上がった阪神の3番手・マテオを攻め、マギーのヒットや四球で2死満塁の好機をつくると、寺内が左翼線へはじき返し、2点を奪った。

 勝ち越し打の寺内は、「本当にうれしいです。何がなんでも打ってやろうと、強い気持ちで打席に入りました」と白い歯を見せながら大声援に応えていた。

 阪神は二回に梅野の先制左前打などで2得点も、三回以降は好機で無得点。序盤の拙攻が痛かった。先発・メッセンジャーは打球を右足に受けて降板も6回0/3を2失点の好投。だが救援陣が踏ん張れず終盤に勝ち越された。

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