「巨人６－１阪神」（８日、東京ドーム）

　巨人がカード初戦を取った。先発・マイコラスは７回４安打無失点で２年ぶりの２桁勝利となる１０勝目（５敗）を挙げた。

　初回に阿部の右前適時打で１点を先制。二回は石川の右越え５号ソロで１点。四回は阪神の先発・岩貞の乱調と石川の中前２点適時打、マイコラスの左前適時打で４点を追加した。

　阿部はこの日２安打を放ち、通算２０００安打まであと「４」とした。

　本塁打を含む２安打３打点の石川は、「（ホームランは）行ってくれたかなと思ったが、確信はなかったので全力で走った。入ってくれて良かった。（満塁で２点打）あそこはなんとしても１本打つという気持ちだった。先発に使ってもらい、いい結果が出てホントに良かった」などと語った。

　マイコラスは投球とともに前の登板日（１日、ヤクルト戦）の１号本塁打に続き、この日もタイムリー安打を放ちバットでも貢献。「毎日打撃練習に励んでいるので、どんな形でもチームに貢献できるように努めている」と話した。

　阪神は１分けを挟む連勝が４で止まった。岩貞が４回７安打６失点で９敗目（４勝）。三回には１イニング５四球と乱れた。