ロッテ・スタンリッジ、最下位脱出へ先陣 勝利のカギは「心の中で自分を信じる」
ロッテは8月1日からは5位・日本ハムをZOZOマリンに迎えての3連戦。現在、ゲーム差は3。最下位脱出への足がかりにしたいところだ。
このカード、先週の7月25、26日に釧路、帯広で2連戦を行い1勝1敗のタイ。この時は2・5ゲーム差で、差が縮まるどころか、4連敗で差は広がっている。
最低でも勝ち越したい3連戦。先陣を切るのはスタンリッジだ。
25日の釧路で先発して、7回を被安打5で失点0。勝利に貢献して2勝目を挙げた。
この日は猛暑の中、ZOZOマリンで軽い調整。釧路の気温は22度だった。「1日だけだったね。涼しかったのは」と笑いながら大粒の汗をぬぐった。
1日の先発に向けて、「ボールを低めに集めてストライクを先行させる。長いイニングを投げてチームが勝つのが一番だ」と力強く言い切った。
7月18日のオリックス戦は6回1/3を投げて1失点。勝利投手にはなれなかったが、しっかりゲームを作った。
シーズン序盤は「自信が持てず、結果を求めて不安な部分もあった」というが、最近は「案外、技術的なことよりも、(大事なのは)準備をしてきた自信かな。心の中で自分を信じる。2、3試合はできている」と話す。
日本在籍通算10年で73勝。実績十分のスタンリッジが強調したのはメンタル面だった。
「目の前のできることをクリアしてチームが1つになる。(選手)1人、1人が自信を持ってチームで勝つ。そして次を迎えることが大事になる」
まずはチーム一丸で最下位脱出。まずはスタンリッジがその先頭に立つ。