履正社・安田4打数4安打4打点!「ここからが勝負」

 「高校野球大阪大会・5回戦、履正社20-1久米田」(26日、万博球場)

 今センバツ準優勝の履正社が18安打20得点で久米田に大勝した。今秋ドラフト1位候補の履正社・安田尚憲内野手(3年)が安打製造機と化し、二塁打1本を含む4打数4安打4打点。今大会5試合で計12打数9安打10打点。通算打率・750は驚異の数字だ。

 「ここからが勝負。勝負を決定づける一打を打ちたい」と気合を入れた安田。27日の準々決勝(南港)では自身のリベンジがかかる。相手の大体大浪商とは昨年春、夏、秋の大阪大会で対戦し、チームは全勝。しかし、安田は10打数無安打で、エース左腕・宮本大勢投手(3年)には秋季大会4回戦で3打数無安打だった。「個人的には悔しい。(宮本の)外角直球に一歩踏み込めるかがポイント」と、今度こそ快音を響かせるつもりだ。

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