ロッテ・唐川 価値ある4勝目「テンポよくストライク取れた」

 「オリックス2-6ロッテ」(ほっともっとフィールド神戸)

 ロッテ・唐川の右腕がさえた。八回途中まで被安打2で2失点。102球でたぐり寄せた4勝目は“価値”があった。ストレートが走り、変化球の切れも抜群で、「テンポよくストライクを取れた。一発を警戒して低めを意識して投げた」とサラリと振り返った。

 6月24日、同じほっと神戸でのオリックス戦。唐川は三塁の白井審判に、セットポジションでの完全静止を怠ったとして2個のボークを取られた。なぜ?の疑問とともにマウンド上でかなり熱くなった。

 この日、白井審判は一塁に立った。「審判どうこうよりも、自分の首を絞めないようと意識した」。修正してきたという自信はあった。背中に注がれる視線に動ぜず、吉田のミットに集中した。

 二回には右翼・加藤の失策が絡んで1点を失った。「序盤だしね。1点はOKの感じ。吉田がいいリードをしてくれました」。味方のミスに目をつぶり、女房役をほめた。

 プロ10年目は5日に28歳になった。「勝ちに貢献できたことがよかった」。元祖「千葉の星」が気持ち良さそうに笑った。

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