清宮が選手宣誓「たった1枚の切符を得るため」西東京大会開会式

選手宣誓を行う早実・清宮幸太郎=神宮球場(撮影・開出牧)
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 第99回全国高校野球選手権大会の東西東京大会開会式が8日、東京・神宮球場で行われ、春の東京大会を制した早実の主将、清宮幸太郎内野手(3年)が出場272校(東141校、西131校)を代表して選手宣誓を行った。

 清宮は、「宣誓!」と発した後、「私たちは野球を愛してます。私たちは野球に出会い、野球に魅せられ、野球によってさまざまな経験を重ね、この場所に立ってます。いよいよきょうから夢の舞台を、たった1枚の切符を得るための戦いが始まります」と言葉を連ねた。

 清宮は続けて、「私たちは東東京、西東京の頂点を競うライバル同士ですが、同時に同じ夢を追いかける同志でもあります。青春すべてをかけて戦うことができる幸せと喜びを支えてくれるすべての皆さまに感謝しながら、野球の素晴らしさが伝わるよう、野球の神様に愛されるように全力で戦うことをここに誓います」と壇上から伝え、「平成29年7月8日、選手代表早稲田大学早稲田実業学校高等部硬式野球部主将、清宮幸太郎」と締めた。

 高校通算103本塁打を放っている清宮を擁する早実は、西東京大会の第1シード校として、15日に初戦の3回戦を迎え、春夏連続の甲子園出場を目指す。

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