大学日本代表4番はドラフト候補の東北福祉大・楠本!OP戦で1安打

 日米大学野球選手権(12日開幕・米国)に出場する大学日本代表が7日、合宿中の神奈川県平塚市内で三菱日立パワーシステムズとオープン戦を行い、2-5で敗れた。

 4番に座った今秋ドラフト候補の楠本泰史内野手(4年・東北福祉大)は3打数1安打。善波達也監督は、大会中も4番を任せることを明かした。

 昨年も代表に選出され、大会2連覇に貢献。指揮官は「その経験を大きく生かしてもらいたい。打撃陣の中心として頑張ってもらいたい」と期待した。

 この日は二回に左前打を放った楠本。巧みなバットコントロールと勝負強さが光る左のスラッガーは「最初は4番と聞いて大丈夫かなと思ったが、自信を持って、いい流れを持ってこられる打撃をしたい。(米国は)大振りしたら打てない投手陣で、コンパクトに芯を当てることが大事。そういうことも伝えていきたい」と意気込んだ。

 また、先発登板したドラフト候補のMAX152キロ左腕・東克樹投手(4年・立命大)は、2回3安打2失点、2奪三振。「高めに浮いた変化球を打たれた。変化球を低めに集めることと、直球の調子を上げたい」と、課題を口にした。

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