「中日３－０ヤクルト」（５日、ナゴヤドーム）

　“先発不敗神話”が止まった。ヤクルトのドラフト２位・星（明大）が守備の乱れもあり、６回３失点。先発として試合はつくったが、先発転向後１０試合目にして初黒星を喫した。

　二回、無死一塁で藤井の打球は左翼・バレンティンの後方へ。グラブに当てたが捕球できず。福田に先制の中前２点適時打を浴びた。六回は大島の打球が右翼・上田のグラブをはじくと一気に三塁へ。藤井の犠飛で追加点を許した。

　新人右腕は「調子は悪くはなかったです。勝負どころでフォークで三振がとれた」と手応えをつかんだだけに悔しい一敗となった。

　「記録に残らないミスで流れをもっていかれた」と真中監督。チームは今季５度目の４連敗で借金はワーストの１８まで膨らんだ。