ロッテ佐々木、4回3失点でKO 阿部に2被弾「悔しいです」

巨人打線相手に力投する佐々木=東京ドーム
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 「交流戦、巨人-ロッテ」(18日、東京ドーム)

 ロッテの大物ルーキー、佐々木千隼投手(桜美林大)が4回を60球、被安打4の3失点で降板した。

 一回は3者凡退で乗り切り、課題の「試合への入り方」をクリアしたかに見えたが、二回に手痛い1発が待っていた。

 1死から阿部に141キロのストレートを右翼席中段まで運ばれた。9号ソロは先制弾となった。

 三回にはこれまた1死から長野に142キロのストレートを右二塁打されると、山本には118キロのカーブを中前にはじき返された。

 さらに四回には再び阿部に142キロのストレートを右翼席にたたき込まれた。10号ソロ弾だ。

 「打たれたのは全部投げミス。ホームラン2発、長野さんの二塁打も…。失投は見逃してくれない。コントロールの精度を上げないと」。

 佐々木は肩を落とし、最後に「悔しいです」と一言つぶやいた。

 佐々木は前回11日のヤクルト戦で一回にいきなり6安打を浴びて7失点の大炎上。結局、自己ワーストの7回を8失点だった。

 伊東監督はこの日の巨人戦をにらんで七回まであえて続投させていた。

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