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元広島&阪神の町田監督感激!三菱重工広島がリベンジの全国切符獲得

優勝し三菱重工広島ナインに胴上げされる町田監督(撮影・吉澤敬太)
優勝を決め抱き合う三菱重工広島・伊藤一輝(左)と佐々木駿=東広島市運動公園アクアスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「都市対抗中国第1代表決定戦、三菱重工広島3-2シティライト岡山」(8日、東広島運動公園)

 プロ野球広島、阪神で活躍した町田公二郎監督が指揮を執る三菱重工広島(広島市)が3-2でシティライト岡山(岡山市)に逆転勝ちし、2年ぶり16度目の本大会出場を決めた。

 町田監督は選手から3度胴上げされ、目を潤ませた。「昨年は悔し涙で、今年はうれし涙。選手が強い心で、しっかりと代表の座をつかみ取ってくれた」と感激に浸った。

 監督就任1年目の15年は本大会でチームを19年ぶりとなる4強へ導いた町田監督だったが、昨年の中国予選では悪夢を味わった。第1代表決定戦まで進みながら、そこから悪夢の連敗を喫して代表の座を逃した。あれから1年。同じ過ちを繰り返すわけにはいかなかった。

 シティライト岡山と力のこもった試合となった。しかし、六回に1点を勝ち越され、嫌な空気がベンチに漂い始める。そんな中で飛び出したのが5番・松原の起死回生の一発だった。七回、一塁に左前打で出塁した国本を置いて右翼ポールを巻き込むように逆転2ランを放った。

 「これまで大事な試合で打てず、ずっとチームに迷惑をかけていたが、やっと勝利に貢献するバッティングができました」。この日は妻と2歳になる娘がスタンドに観戦に訪れていた。家族の前で頼もしいパパの姿を見せられた松原は満面に笑みを浮かべた。

 この1点のリードを、先発・鮫島から新人左腕・伊藤の好継投で守り抜いた。勝利が決まると、選手全員がマウンド付近に駆け寄り、抱き合って喜びを分かち合った。駒大から加入した伊藤は最優秀選手賞も獲得し「自信になります。社会人野球は大学よりもレベルも高く、今大会ではいい経験を積むことができた」と喜びをかみしめた。2年ぶりの本大会出場に鮫島は「やっとスタートラインに立つことができた。この2年間で得たものを東京ドームで発揮できれば」と意気込んだ。

 町田監督は「昨年の敗戦から、わずか1年でしっかりと結果を残してくれた。選手の成長を感じる」と目を細めた。本大会へ向けては「選手それぞれが自分の役割を果たしてほしい。野手なら打つべきボールをしっかり打つ、投手なら打者を抑えるボールをしっかりと投げる。そういう戦いをしていくことが大事。やる以上は一番上を目指す」と、1979年から遠ざかっている優勝を見据えた。

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