早実・清宮、1日3発で一気に99号 大台王手に「ちょっとよぎっちゃいました」

6回早実1死一塁、早実・清宮は右越え2ランを放つ
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 「高校野球・招待試合、桜丘7-5早実」(3日、刈谷球場)

 早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、高校通算99号本塁打を放った。

 「3番・一塁」で出場した清宮は、5点を追う六回1死一塁で迎えた第3打席、フルカウントから相手エース右腕・原悠莉投手(3年)が投じた135キロの直球を捉え、右翼後方のネットに反撃の2ランを突き刺した。四回の中堅フェンス直撃二塁打を含め、4打数2安打2打点だった。

 この日の第1試合・中京大中京戦でも、2本塁打を含む3安打7打点だった清宮。1日3本塁打の爆発に「全部、自分ぽくないですけど…。(1本目の)レフト方向はあまりないし、2本目は詰まった。3本目もさばいた感じで打てたので珍しい」と、笑みがこぼれた。

 通算100号の大台に王手をかけ「(八回の)打席に入る時に、ちょっとよぎっちゃいました」と苦笑い。「あと1本ですけど、やり方はそんなに変わることはない。明日も1球1球集中してやりたい」と、意気込みを口にした。

 早実は4日も愛知・小牧市で行われる招待試合で、至学館、享栄と対戦する。

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