中京大中京は早実に逆転サヨナラ負け…高校通算53発・鵜飼も清宮に感嘆「スイングと打球速い」
「高校野球・招待試合、早実17-16中京大中京」(3日、刈谷球場)
昨秋愛知大会優勝の中京大中京は、乱打戦の末に逆転サヨナラ負けを喫した。
初回に幸先よく2点を先制した直後に大量9失点。7点を追う展開から小刻みに反撃し、七回に逆転に成功した。同点の九回には2点を勝ち越し。しかし、リードを守り切れず、最後は3番手の最速143キロ左腕・磯村峻平投手(3年)がサヨナラ打を浴びた。
2ラン2本を放ち、高校通算53本塁打とした主砲・鵜飼航丞内野手(3年)は「自信にはなりました」と収穫をあげつつ、早実・清宮については「スイングと球足が速い。角度がつけばスタンドインする」と感嘆。初回に左越え3ランを浴びたエース右腕・香村篤史投手(3年)は「初めてあそこのコースを逆方向に持っていかれた。去年(の練習試合)は低めの変化球で打ち取れたが、うまく拾うようになっている」と、外角低めのチェンジアップに対応した清宮の成長に舌を巻いていた。