中日・荒木 2千安打王手!両親見守る前で中前2点適時打 快挙達成は3日以降

 「交流戦、中日-楽天」(2日、ナゴヤドーム)

 中日・荒木雅博内野手(39)が、史上48人目の通算2000安打に王手をかけた。

 2番・二塁で先発出場。1点リードの七回1死二、三塁からの第4打席、楽天・戸村から中前適時打を放った。この日は第1打席で右飛、2打席目は四球、3打席目は二ゴロだった。八回の守りから退き、2000安打は3日以降に持ち越しとなった。

 2000安打まであと39安打で開幕し、1日の交流戦・ソフトバンク戦で2安打を放ち、快挙まであと2本として地元・名古屋に戻ってきた。前日の試合後「チームにプレッシャーをかけているところもあるし、1日でも早く」と話していた。

 この日の試合前には入団1年目の監督の楽天・星野仙一球団副会長から激励を受けた。球場には父・義博さん、母・良子さんもかけつけ、声援を送った。

 プロ22年目の荒木は、1995年度ドラフト1位で熊本工から中日に入団。初安打は97年6月11日・広島戦(広島)で高橋建(現阪神2軍投手コーチ)から右前打を放った。盗塁王1回(2007年)、ベストナイン3回(04~06年)、ゴールデングラブ賞6回(04~09年)。

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