ロッテ新助っ人サントス、代名詞の走り打ち披露 31日阪神戦で1軍デビューも

7回、三振に倒れベンチへ戻るロッテ・サントス=ZOZOマリン(撮影・出月俊成)
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 「イースタン・ロッテ3-6日本ハム」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの新外国人選手、ロエル・サントス外野手(29)が「1番・中堅」でスタメン出場した。打撃は5タコに終わったものの、代名詞である「走り打ち」を披露した。早ければ31日の阪神戦で1軍デビューする。

 サントスが7回一死から打席に入った。日本ハムの4番手・屋宜の初球を捉えて一塁に走った。「走り打ち」だ。打球は三塁線にゴロで転がってファウルとなったが、初出場・初スタメンで魅力の一端を披露した。

 キューバから25日に来日したばかりでフル出場。3週間のブランクがあった。5タコに終わったが、守備は無難にこなした。

 「自分が思った以上にできなかった。100%ではない。でも最初としてはまずまず。試合に出ることができたのは良かった」。

 「走り打ち」は17、8歳の頃から始めたという。「足には自信があったから、なんとか出塁してやろうと思ったんだ」。いまではキューバの子どもたちもマネをしているそうで、「個人的にはうれしいね」と白い歯をのぞかせた。日本のストライクゾーンにも違和感はなかった。「足の状態を完璧にしたい。自分の仕事をするだけです」。サントスが最後、力を込めて言った。

 試合を見守った伊東監督は、「時差ボケも取れてきたようだ。しっかりとスイングができていた。上に上がってきても今日みたいな感じでしょう。ホームランをガンガン打つタイプではない。早く合流できれば…。きょうのゲーム次第でしょう」と話していた。

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