ロッテ・井口が通算250本塁打 かつての本拠地で記念の一発「なにかあるのかな」

 「ソフトバンク7-12ロッテ」(ヤフオクドーム)

 42歳のベテラン、ロッテ・井口がプロ通算250本塁打をマークした。

 五回、一塁に鈴木を置いて、加治屋のストレートをジャストミートすると、打球は左翼席で弾んだ。45試合目にして今季1号が記念のアーチとなった。

 「今年は出ないと思っていたから、取りあえず1本出てよかった」と笑った。

 ソフトバンク(当時はダイエー)はかつて8年間在籍したチームだ。観客席からはいまでも当時の井口を知るファンから熱い声援が飛ぶ。

 「ここ福岡で250号を打ったのはなにかあるのかな。素直にうれしい。この球場は狭くなったしね。チャンスがあると思っていたよ」。

 いまでも若手に交じって元気に汗を流す42歳。「上を向いて行きたい」と自分にエールを送るように話した。

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