“バットマン”鳥谷、六回に代打で登場 甲子園大歓声!連続出場記録も更新

6回、三ゴロに倒れ、ベンチに戻る阪神代打・鳥谷敬=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-巨人」(25日、甲子園)

 24日の巨人戦で顔面に死球を受けて鼻骨骨折した阪神・鳥谷敬内野手(35)がフェースガードを付けて六回に代打で登場した。三塁ゴロに終わったが、歴代2位の連続試合出場記録を1795試合に更新した。

 六回、甲子園が割れんばかりの大歓声で揺れた。2番の上本ところで鳥谷が登場。患部を固定する黒いフェースガードを付けての出場となったが、1球目からバットを積極的に振っていく。結果は三ゴロに倒れたが、詰めかけた虎党からは暖かい拍手が送られた。

 鳥谷は24日の巨人戦の五回に吉川光から死球を受けた。1ボールからの2球目。144キロの直球がすっぽ抜け、鼻に直撃した。自力で一塁ベンチまで歩いたが、流血でタオルは真っ赤となり、連続試合出場記録の更新も不安視されていた。

 そのまま兵庫・尼崎市内の病院に直行した鳥谷ついて球団はこの日、「鼻骨骨折」と診断されたことを発表。登録抹消はしないとした。鳥谷はこの日も再度、同じ病院に出向き、患部を確認。14時55分に、フェースガードを付けて報道陣が待ち受ける甲子園室内練習場前に姿を見せた。

 報道陣からフェースガードについて違和感は?と質問されると「見ている方が違和感あるでしょう」と話し、視界については「視界良好です」と明るい表情でコメントしていた。

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