ラミ監督ため息…石川お粗末緩慢プレーでDeNA連勝逃した

 「DeNA2-4中日」(24日、横浜スタジアム)

 本拠地にため息が充満した。三回2死二塁の守り。中日・京田の放った打球は右中間への適時三塁打。京田は三塁ベース上で止まっていたが、外野からの返球を受けた二塁・石川雄洋内野手(30)が緩慢な動きを見せた隙を突かれ、一気に2点目の生還を許してしまった。

 京田の本塁生還は野選が記録されたが、ラミレス監督も「あれは得点させるべきじゃない。防げた失点だった」と嘆いたお粗末なプレー。石川の返球を受ける役割の一塁・ロペスが目を切っていたことも失点の一因となった。石川は「連係ミス。それ以外はありません」と厳しい表情で引き揚げた。

 前夜は主砲・筒香が股関節痛から5試合ぶり復帰し、3安打3打点の大暴れ。勢いに乗って連勝を狙ったが、凡ミスでチームの歯車が狂ってしまった。六回はウィーランドの暴投で決勝点を献上。攻撃では八回無死一塁で戸柱が犠打を失敗した。指揮官は「また明日ね」と切り替えを強調したが、自滅で勢いを手放してしまった。

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