巨人・山口俊 移籍後初のシート打撃登板 交流戦中に1軍登板へ

 右肩痛のため3軍調整中の巨人・山口俊投手(29)が11日、DeNAからのFA移籍後初めてシート打撃に登板した。打者10人と対峙(たいじ)し、安打性の当たりは2本。34球を投じ、最速は144キロを記録。視察した堤GMは「交流戦の真ん中ぐらいじゃないか」と1軍登板のメドを示した。

 慎重に調整を続け、ようやくたどり着いた実戦形式でのマウンド。山口俊は「全ての球種でストライクが取れて、力を入れて投げるところはイメージに近いボールがいっていた」と手応えを示した。「8割ぐらいの力の入れ具合」での34球。小谷巡回投手コーチからは「合格」と太鼓判を押された。

 状態に問題がなければ、次回は16日からのイースタン・ヤクルト3連戦のいずれかで初の対外試合に臨む見込み。徐々に球数を増やし、段階を踏んでいく。「(肩への)不安はない。しっかりと順を追って、万全な状態で上がりたい」。大きく出遅れたFA右腕だが、1軍への道筋が見えてきた。

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