ヤクルト由規今季初登板いきなり3失点 真中監督苦言「勝負していない」

 「DeNA6-1ヤクルト」(5日、横浜スタジアム)

 241日ぶりの1軍マウンドは悔しさだけが残った。ヤクルト・由規投手(26)が初回1死一、三塁から筒香、宮崎に連続四球。押し出しで先制点を献上した。その後も犠飛、石川には左越え適時打を浴び、いきなり重苦しい3点を背負った。

 3回1/3を6安打3失点で今季初黒星。昨年右肩痛から復帰した最速161キロ右腕は、直球の質や制球を課題に挙げ「まだまだなのかな。完全に技術不足です」とさらなる奮起を誓った。

 真中監督は「コントロールできてなかったし、抜けた球も多かった。(初回は)勝負してない。もったいない」と苦言を呈し、2軍降格を決めた。今季3度目の3連敗。借金は最多タイの7に逆戻りした。

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