白鴎大足利が関東大会へ プロ注目左腕・北浦5回7K無安打投球

 「春季高校野球・栃木大会準決勝、白鴎大足利14-1石橋」(3日、宇都宮清原)

 18安打で14得点を挙げた白鴎大足利が八回コールド勝ちで決勝に進み、関東大会(20日開幕・茨城)への出場を決めた。

 先発したプロ注目の最速145キロ左腕・北浦竜次投手(3年)は5回無安打投球。この日は140キロが最速だったものの、カーブやスライダーで緩急をつけ、7三振を奪った。

 昨秋栃木大会の準決勝で敗れた石橋に雪辱。「最初は力が入って腕が振れなかったけど、球速も出ていなかったので変化球と交互に投げていこうと思った。0点で抑えられたのはいいこと」と、頬を緩めた。

 藤田慎二監督も「いろいろなボールを使いながら、抑えられるようになったのは収穫。ひと冬で成長してくれた」と称賛した。

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