楽天連勝で今季最多貯金7 首位けん引!銀次5戦目マルチ

 「楽天4-2日本ハム」(15日、Koboパーク宮城)

 首位を快走する梨田楽天で、頼れる選手会長の存在を忘れてはならない。銀次が六回、適時二塁打で追撃の1点を刻み込んだ。今季11試合目で、無安打に終わったのは5日のソフトバンク戦(Koboパーク)のみ。マルチ安打はこの日で5試合目を数えた。

 1-0の六回、2番・ペゲーロが放った5号ソロを皮切りに、外国人トリオが3連打。銀次のバットも止まらなかった。「あそこでイケイケでいったのがいい結果につながった」。攻撃的2番に目が行きがちの中、5番・銀次も打線の軸を担っている。

 ミートの巧みさは球界屈指ながら、フリー打撃では当てにいかず、しっかりと振り切ることにこだわる。「一層力強い打球が飛ぶようになった」と池山チーフコーチ。昨季4年ぶりに打率3割を下回ったみちのくの安打製造機は、決意と進化を胸にプロ12年目の今季に挑んでいる。

 チームは2連勝で今季最多の貯金7。選手会長が、間違いなく快進撃をけん引している。

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