オリックス・金子が2安打完封勝ち 92球の完投に「全部ストライクを投げるつもりだった」

 完封で2勝目を挙げ、声援に応えるオリックス・金子=ヤフオクドーム
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 「ソフトバンク0-9オリックス」(14日、ヤフオクドーム)

 今季3試合の先発となったオリックスの金子千尋投手が2安打完封で今季2勝目を挙げた。

 六回、先頭の松田に二塁内野安打を許すまでは完全投球。九回に2本目となる安打を本多に打たれたが、2安打無四死球、5奪三振という危なげない投球で昨年4月30日、楽天戦以来の完封勝利を飾った。

 打線も初回に2死満塁から中島が左中間を破る3点適時三塁打を放つなど4点を先制。その後も、小谷野の2本の本塁打、T-岡田の4号弾などで加点しての大勝。チームの連敗は2で止まった。

 92球での省エネ投球に「100球を切っての完投は初めてなのでうれしい。ボールを投げず、全部ストライクを投げるつもりで初めから投げました。初回に点を取ってくれ、リラックスして投げることができました。連敗を止めようと、全員で試合に臨んだ結果がこういう結果になったと思います」と白い歯を見せていた。

 ソフトバンクは投打に精彩を欠き、チームは3連敗。2番手でプロ初登板した2015年のドラフト1位、高橋純平投手は3回を6安打4失点と打ち込まれた。

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