ロッテ・西野 ホロ苦4年ぶり先発 6回4失点…「アイツ」に打たれた
「ソフトバンク4-1ロッテ」(1日、福岡ヤフオクドーム)
2013年以来、4年ぶりの先発マウンドはホロ苦かった。味方の失策が絡んだものの、自らの暴投もあって6回を被安打7で4失点(自責点3)。ロッテ・西野は「何球かは甘い球があったが、それ以外は自分のバランスで投げられた」と振り返った。
一回、内川に先制の中前打を浴びた。かつての僚友であるデスパイネには2本の長短打を許した。その言葉通りに甘い内角球が狙われ、失点への案内人になった。「アイツには(得意とする)意識のないところに投げないといけない」。よほど悔しかったのだろう。「アイツ」という言葉を使った。
それでも、伊東監督は「まずまずだったと思う」と及第点を与えた。「次はしっかり投げます」と西野。先発の軸へ、試練を乗り越える。