滋賀学園2試合連続死闘…先発宮城、再試合も「覚悟はできています」

 「選抜高校野球・2回戦、滋賀学園1-1福岡大大濠」(26日、甲子園球場)

 延長十五回の死闘は両チーム譲らず、引き分け再試合となった。延長十五回引き分けは、14年大会2回戦の広島新庄-桐生第一戦(1-1)以来3年ぶり。再試合は27日の大会第8日第4試合に組み込まれる。

 滋賀学園が2試合続けての激闘を戦い抜いた。1回戦でも、東海大市原望洋(千葉)と延長十四回の死闘を演じ6-2で勝利している。

 この日は初回、4番・武井琉之外野手(3年)の中前適時打で先制した。だが八回、福岡大大濠の東怜央内野手(3年)に中前適時打を許し同点に。その後は両チーム投手が気迫の投球で守り抜いた。

 先発の宮城滝太投手(2年)は公式戦初先発ながら7回1/3を1失点と好投。後を受けた棚原も7回2/3を無失点と投げ抜いた。宮城は「緊張とかあったけど考えずに、普段通り強気の投球ができた。また明日、投げろと言われたら覚悟はできています」と語った。

 山口達也監督は宮城について「非常に落ち着いていた。100点満点」と絶賛。再試合の先発投手については「(背番号1の)神村の状態を見て、投げさせるかもしれない。先発は明日決めます」と語った。

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