試合後に審判ミス発表 日大三・桜井2度目登板後は別の守備に戻れず    

 「選抜高校野球・1回戦、日大三5-12履正社」(19日、甲子園球場)

 日大三-履正社で審判に珍しいミスがあったことが、試合後に大会本部から発表された。

 この試合では九回表に日大三の投手・桜井が投手-中堅-投手-中堅と交代を繰り返した。しかし、公認野球規則では、同一イニングで投手が2度目のマウンドに立てば、次は別の守備位置に移ることはできないと定められている。

 この試合の審判幹事を務めた日本高野連の木嶋一黄・審判技術顧問は「幹事として審判にアドバイスできなかったこちらのミス。今後は2度目の登板の際に(選手に規則を)伝えるなどしたい」と話した。

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